Movies,Musics,and More

気の向くままに、現在と過去のcultureについて綴ります。どうぞ、お気楽にお付き合いください。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ボクシング 東日本新人王決勝戦

「東日本新人王決勝戦」を観戦に、 後楽園ホールに行ってきました。 私の通っているジムから、 フライ級とミドル級ふたりの選手が出場しました。設立してまだ5年の、小さな小さなジムとしては、画期的なこと。 開始時間に少し遅れて席に着くと、 ジムの女性…

「ブレードランナー2049」を観た

「ブレードランナー2049」を観ました。 新宿、ゴジラビルの映画館です。 実は、もう2回観ました(笑) 「期待通り」というのもおこがましいのですが、 とにかく見る前の期待が大きかったですからね。 というか、こちらは「無い物ねだり」をしているわけで、…

エンケンが死んだ

エンケンこと、 遠藤賢司さんが亡くなった。 癌であることはもちろん知っていた。 けれど、去年の9月にクワトロのライブで観た時は、 相変わらずの凄まじいエネルギーだったし、 今年も6月にライブをやっていた。 10月16日のライブは中止したものの、 …

新しい「ブレードランナー」が観たい! そして新しい「エイリアン」がどうにも…

「ブレードランナー」 今でこそ「SF映画の金字塔」などと立派な評価を受けていますが、 82年の公開時は興行的にはコケた作品でした。 画像はその時のプログラムです。 「一般受けしない」と考えられたのでしょう。 ろくな宣伝もされず、少ない劇場で短期…

「宮谷一彦」=マンガのリアルを変えた人

「宮谷一彦」 この漫画家の名前を目にして、 「あっ…」とショックを受ける人が、 果たして今どれくらいいるでしょうか。 宮谷一彦の仕事で一般的に知られてるものでは、 「はっぴいえんど」の「風街ろまん」の内ジャケット見開きの「都電の絵」があります。 …

ボクシング「東日本新人王準決勝」観戦

昨夜は、後楽園ホールでボクシング観戦でした。 ウェイト別に12試合。全て四回戦。私が通っているジムからも ミドル級(72.5キロ)の選手が出場しました。 四回戦とはいっても、新人王戦の準決勝です。 野球でいえば「甲子園大会」 ここで負ければ後があ…

「ギミー・デンジャー」オリジネーターの受難

「ギミー・デンジャー」 音楽系のドキュメンタリー映画は、好きで良く観ます。 これは、「イギー・ポップ」と彼のバンド、「ストゥージズ」の歴史を振り返った映画。 そして監督は、「パターソン」公開中のジム・ジャームッシュです。 「イギー・ポップ」と…

オールナイト前後に観た映画  そして水原希子と「ノルウェーの森」

一昨日、オールナイトで観た怪獣映画のことを書きましたが、 その前と後にも映画を観ています。 「エイリアン・コヴェナント」と「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」の二本(合わせて二日で六本。これは新記録) 監督は、シリーズ最…

「中島春雄追悼」四本立てオールナイトin池袋

昨夜は日本を縦断した台風18号が、関東地方も通過しました。 みなさん、大丈夫でしたでしょうか? そんな中、私はと言えば、 中島春雄さんという、初代ゴジラ役者さんの追悼四本立てを、 オールナイトで観に行ったのでした。 「台風」「還暦過ぎ」「手術後」…

はい「ダンケルク」観ました!

さて、「ダンケルク」です。 映画館に行くたびに、さんざんこの映画の予告編を観せられたので、 とても楽しみにしていました。 いや、観て良かった!!こんなにもリアルに「戦場」を体験させてくれる映画というのは、 かつてなかったと思います。 いえ。 「…

「散歩する侵略者」感想(後編) 宇宙人VS長澤まさみ

さて、本編の感想です。 今回、「黒沢清」の奇妙さの説明で、少しだけ「ネタバレ」を含んでいます。 ご注意ください。 先ず作品の設定をざっくりと。 三人の宇宙人が侵略の斥候として、地球(日本)に来ている。彼らの役割は「家族」「仕事」「自分と他人」…

「散歩する侵略者」感想(前編)侵略テーマと「盗まれた町」

あの黒沢清の最新作。 「散歩する侵略者」の感想です。 原作はお芝居らしいのですが、 題名がもう黒沢清にぴったり(笑) これは観るしかない!で、期待通り面白かったです。 本編の感想の前にすこし前置きを。 この作品は宇宙人からの侵略をテーマにしたSF…

退院して「三度目の殺人」を観る

今日から入院。その前に映画を一本。

今日14時から入院の予定。 午前中は時間がある。なんだか身体がムズムズするような… で、映画を一本観ることにしました。 けれど「ダンケルク」の上映は明日から、 「三度目の殺人」と「散歩する侵略者」は週末から。 うーん。「パターソン」をもう一度観…

バイクで「大名栗林道」へ

早起きをして、バイクで出かけました。 目指すは埼玉の飯能市にある「大名栗林道」20キロを超えるダートコースとして、 オフロードバイク愛好家に有名なところです。 目印の「名栗橋」に着くと、 自販機の前で缶コーヒーを飲んでいるライダー達がいました…

父の四十九日。そして『パターソン』という作品

今日は、父の四十九日。そして納骨でした。 9年前に母が亡くなったのも、 やっぱり夏の暑い時期でした。 寺の蝉の声に住職の読経が被さって、 そのまま9年前の記憶と重なりました。 色々と思うことはあるのですが、 母の骨壷の隣に父の物が収まるのを見て…

藤田敏八が見ようとした一瞬の光「赤い鳥逃げた?」と「八月の濡れた砂」

今年は「藤田敏八没後20年」なんだそうです。 池袋の新文芸坐で、「赤い鳥逃げた?」と「八月の濡れた砂」を観ました。 何十年ぶりでしょうか。 私が最初に観たのは、確か18歳の時。 共に日活の末期の作品。 (やがて「日活」は「にっかつ」に、 「ニュー…

「ありがとう、トニ・エルドマン」

時期的に仕事が忙しくて、 あいかわらずの週休1日体制。 でも、映画だけは観ています(当たり外れあり) 今回ご紹介するのは「ありがとう、トニ・エルドマン」という作品。 これは大変良い映画でした。シリアスな部分のあるコメディといった感じでしょうか…

ジューン・ベリーでジャム作り

職場の同僚が「カスピ海ヨーグルト」の種をくれました。 アラ還になると、意外な人が意外な面を見せてくれたりします。 「天候」と「健康」は共通の話題ですね。 で、アラ還オヤジは時間があるので、ちゃんと実行に移す。 作って朝晩食べています。 ブルガリ…

「人生フルーツ」

映画の内容にふれる前に、少しだけ前置きを。 昔、杉並の浜田山に勤務していた頃。 早く仕事が終わった日の気まぐれで、 いつもの井の頭線経由ではなく、 少し遠いのですが中央線阿佐ヶ谷方面に向かって歩きました。 すると、途中に面白い住宅群があったので…

「午後8時の訪問者」

良い映画でした。 妙な喩えですが 「50ポンドの肉」という注文に対して、 肉の塊からきっちりと 「50ポンド分の重さの肉」を切り出す。 当たり前なことを、当たり前に 真面目に努力する。 49でも、51でも、だいたいまあ 約50くらい。 それは、この…