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気の向くままに、現在と過去のcultureについて綴ります。どうぞ、お気楽にお付き合いください。

ジューン・ベリーでジャム作り

職場の同僚が「カスピ海ヨーグルト」の種をくれました。

 

アラ還になると、意外な人が意外な面を見せてくれたりします。

「天候」と「健康」は共通の話題ですね。

 

で、アラ還オヤジは時間があるので、ちゃんと実行に移す。

作って朝晩食べています。

 

 

ブルガリアコーカサス地方に、カスピ海

青空をバックに、「健康」と「長寿」の御旗が翻ってる感じ。

 

私、幸いなことに「無事これ名馬」の類。

身体は特に問題ナシなので、実効は定かではありません。

 

けれど美味しいので毎朝食べる。

入れるのは、娘が瀬戸内旅行で買って来てくれた「夏ミカンマーマレード

 

で、それをひと瓶を食べ切ってしまいました。

市販のジャムを買ったけれど、これがぜんぜん美味くない。

 

うちの「庭」、とも呼べない

家と塀との1メートルほどの隙間に

「ジューン・ベリー」という木が生えています。

桜の頃に白い花を開き、6月に沢山の赤い実がつく。

 

秋には紅葉もして、「一粒で三度美味しい」良木なのですが、

いかんせん葉に毛虫が付きやすい。

 

だから、毎年梅雨前に刈り込みをします。

 


ついでに今回は、ジャムを作ってみました。

 

 

ネットで調べたら

果物は砂糖を入れて煮詰め、レモン果汁で固まるのですね。

 

市販の安いジャムは、あまり煮詰めず、ユルユルのものを「ゲル化剤」で固めてある。

だから味が薄く食感もツマラナイ。

今回は、煮てから網で濾して種と皮などの不純物を取り、

さらにヘラでなべ底に「道」ができるくらいまでしっかりと煮詰めました。

 

仕上げにレモンを絞ればもうドロドロ。

 


量はかなり目減りしましたが、堂々のジャムが完成。

 

うんまいです。
味はブルーベリーに似ているけれど、もっとスッキリしています。

 

先日紹介した「人生フルーツ」の津端さんの奥さんは

収穫した果物に砂糖をかけた状態で冷凍し、食べる前に煮詰めているとか。
「保存食とは言え、やはり出来立てが美味しいですから」とのこと。

 

 

以前、妻の実家から小玉西瓜を大量に送ってくれた時、

食べきれなかったものを煮詰めて

妻が「西瓜糖」を作ってくれました。


「西瓜糖」って、ブローティガンの小説の題名でしか知りませんでした

(というより「たんぽぽのお酒」同様、架空の食べものと思ってました)

が、これがヨーグルトによく合いました。

 

保存食の瓶が棚に並ぶと

特有の豊さを感じてうれしいものです。

 

 

また何か作ってみたいと思っています。