Movies,Musics,and More

気の向くままに、現在と過去のcultureについて綴ります。どうぞ、お気楽にお付き合いください。

タイトル一覧

『聖なる鹿殺し』など、前回アップした後に観た映画、そしてもう少しだけ映画の「メタファー」について

ー「あなた様がメタファー通路に入ることはあまりに危険でありす」ー (村上春樹「騎士団長殺し」) 前回のブログを読んで、妻から 「『メタファーとしての映画』って言い方、なんかイヤラシイ感じがするよね。 それに日本語としても少し変だし」 と言われて…

「幻の10年」

このところ、「三月書房」からの連想で、思いつくままに書いてます。 先に「幻の10年」という、私にとって幻の漫画のことを書きました。 でも、「幻の10年」という曲の方も、今では知っている人は少数派かもしれませんね。 これはイギリス60年代のバン…

ボクシング 東日本新人王決勝戦

「東日本新人王決勝戦」を観戦に、 後楽園ホールに行ってきました。 私の通っているジムから、 フライ級とミドル級ふたりの選手が出場しました。設立してまだ5年の、小さな小さなジムとしては、画期的なこと。 開始時間に少し遅れて席に着くと、 ジムの女性…

「散歩する侵略者」感想(後編) 宇宙人VS長澤まさみ

さて、本編の感想です。 今回、「黒沢清」の奇妙さの説明で、少しだけ「ネタバレ」を含んでいます。 ご注意ください。 先ず作品の設定をざっくりと。 三人の宇宙人が侵略の斥候として、地球(日本)に来ている。彼らの役割は「家族」「仕事」「自分と他人」…

「散歩する侵略者」感想(前編)侵略テーマと「盗まれた町」

あの黒沢清の最新作。 「散歩する侵略者」の感想です。 原作はお芝居らしいのですが、 題名がもう黒沢清にぴったり(笑) これは観るしかない!で、期待通り面白かったです。 本編の感想の前にすこし前置きを。 この作品は宇宙人からの侵略をテーマにしたSF…

今日から入院。その前に映画を一本。

今日14時から入院の予定。 午前中は時間がある。なんだか身体がムズムズするような… で、映画を一本観ることにしました。 けれど「ダンケルク」の上映は明日から、 「三度目の殺人」と「散歩する侵略者」は週末から。 うーん。「パターソン」をもう一度観…