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気の向くままに、現在と過去のcultureについて綴ります。どうぞ、お気楽にお付き合いください。

ボクシング「東日本新人王準決勝」観戦

昨夜は、後楽園ホールでボクシング観戦でした。

 


ウェイト別に12試合。全て四回戦。
私が通っているジムからも

ミドル級(72.5キロ)の選手が出場しました。

 

四回戦とはいっても、新人王戦の準決勝です。

野球でいえば「甲子園大会」

ここで負ければ後がありません。


選手たちは持てるポテンシャルを絞り切って4ラウンドを戦う。
良い試合がたくさん観られました。

 

 

観ているうちに、

「こっちが強いな」と、だんだんと分かってきて、大体はそちらが勝ちます。


けれど、一瞬先がわからないのがボクシング。


今回も、

やや劣勢と見えた選手が放ったショートフックがカウンターで相手顔面にヒットして、優勢だった選手が崩れるようにダウン。
テンカウントのうちに息を吹き返し、半身を起こして立とうとしましたが、セコンドに「起きるな!」と制止され、そのとたんに再度気を失い、結局そのまま担架で運ばれた。

そんな試合もありました。

 

他にも、セコンドのタオルの投入が一回。レフェリーストップも何度かあり、

一人などレフェリーが割って入り、打たれる選手の上半身を抱きかかえるようにして試合を止めた、そんな場面もありました。

 


怖いです。

 

以前、ジムの会長から「ボディ打ち」を教えてもらった時、

会長は私の拳を取って自分の肋骨の下に当て、

「ここがレバー、肝臓です。人間の急所です。ここを打ち抜くつもりで、下から打ち上げます」

と言われ、ああ、これは命のやり取りなんだなと、神聖な気持ちになりました。

 

うちの選手は、危ないシーンもありましたが、「○○君、頑張ってー!」と、揃いのTシャツ姿の中年レディたちの熱い声援を受け、無事勝ち抜きました。

 

 


次は11月、ついに決勝戦です。

 

私も、10月からは、練習に復帰する予定です。