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気の向くままに、現在と過去のcultureについて綴ります。どうぞ、お気楽にお付き合いください。

バイクで「大名栗林道」へ

早起きをして、バイクで出かけました。

 

目指すは埼玉の飯能市にある「大名栗林道」
20キロを超えるダートコースとして、

オフロードバイク愛好家に有名なところです。

 

 

目印の「名栗橋」に着くと、

自販機の前で缶コーヒーを飲んでいるライダー達がいました。


初心者と打ち明けてコースの教えを請うと、

さすがライダー仲間、ニッコリと教えてくれます。


大きな旅館の裏を登って行くこと。
林道の入り口には「通行禁止」の鉄柵があるので、

それを開けて入ること。


入ってもしばらくは舗装路が続くが、

大きな落石がゴロゴロしていること。


ダートに入ってからも、

途中「工事中」の柵などがあるので、

その都度それらを退けて入って行くこと。


林道で何が起ころうと全ては「自己責任」、

十分注意して走行すること、など。

 

 

いや、聞いて良かったです。
第一、向かう方向を間違えていたし(汗)


それに前回の走行でも、

私は「通行禁止」のトラ縞ロープを前に、

そこから大人しく引き返していたわけですから。


兼好法師の言う通り、「先達はあらまほしきものなり」

 

そうしてたどり着いた林道入り口には、

鉄柵に「バイク通れません」の文字。

そして五月に発生した

「単独死亡事故」の目撃者を求める看板がありました。


当該バイクはガードレールにぶら下がり、

当人は100mの崖を滑落していたとのこと。

 

 

ダートに入ると、

路面には、雨水が深くえぐった溝が入り乱れて走っています。


溝と溝の間は「馬の鞍」の小さな尾根なので、

そこが狭いと、車輪は溝に滑り落ちてしまう。
溝が深いとハンドルは操作不能になる。

逆に浅い場合は、むしろ溝を走る。
斜めの溝は勢いで突破する。


それらを瞬時に判断して走行します。


水捌けの悪いところでは、道いっぱいに水が溜まり、

ステップほどの深さのプールになっていたりもしました。

 

20キロ越えのコースを、ただただひたすら前へ突き進みます。

 


写真を撮る余裕があったのは、

柵があって、バイクを止めたところのみ。


あとは、悪路を走行するのに夢中で、

スマホなど取り出す気持ちになれませんでした。


そうして、ようやっと出口が見えました。

 

 


ここを出てすぐ先に、

「西名栗林道」というのもあるのですが、

「まあ、今日はこれくらいにしといたるわー」

と、吉本の池乃めだか風につぶやいて

這々の体で山を下り、

近くにある「さわらびの湯」に向かったのでした。

やれやれ。

 

施設は空いていて、湯船を独り占め。

いいお湯でございました。

 

 

命も亡くすこともなく、怪我もなく

バイクと共に無事帰宅。

ほっとした気持ちで、

泥だらけの車体とブーツとを洗浄。

 

 

 

リビングに入ると
三里塚から送ってもらっている野菜が届いており、

妻が手早く料理してくれて、平和な夕食。

 

 

今週は、

鼠径ヘルニア手術のため入院です。

 

バイクも、そしてボクシングもヨガも、

9月中はオアズケになります。