コロナの日々
緊急事態宣言が出たころからですが、
会社と相談して自宅待機
にさせてもらっています。
何しろこちらは、再就職組
そして前期高齢者
感染が恐ろしい。
外出はほとんどしていませんが
念のため、
毎朝夫婦で、体温と血中酸素を計測。
今のところ異常はありません。
私より少し前に、
微熱のため自宅待機を選んだ友人に
メールで様子を聞いてみました。
『その後、悪化はしていないけれど、
高原状態が続いたまま治ることもない。
遅れて同じ状態になった妻と
不安を抱えたまま過ごしている。
先日、予約して「発熱外来」に行った。
担当医が言うには
「症状は、保健所に検査を依頼するレベルではない。
コロナであるかどうかの判断はここではできない。
対処療法としての薬は処方します。
もし、今後体調が大きく変化した場合は、
すぐに電話をください」
朝昼晩と薬を飲んでるけど、
何にも変わらない。
なんかさ、
女房とふたり、
いきなり何もない空き地に出てしまって
立ち尽くしている気分だよ』
同じような状況の方もきっと多いでしょう。
期せずして生まれた「コロナ」休暇。
私たち夫婦も、もう2週間以上家にいます。
ちょうど家のリフォームをしたばかりだったので、
古いものを思い切って処分したり、
家具のレイアウトを変えてみたり、
手付かずで放り出してあった「計画」を、
少しずつ実行したり。
※イエルク・ミュラーの絵本「変わりゆく農村」を飾る
https://pingpongplanet.hatenablog.com/entry/2018/03/09/062615
AmazonPremiumで映画を見たり。
目に見えることのない「コロナ禍」を避け
「家」という、ささやかなシェルターに籠って
時の流れるまま、静かに呼吸していると
自分の内面がゆっくりと
変化しているのを感じます。
そして家の隙間から入りこむ風の匂いに
社会の大きな枠組みが
もう元には戻らない変容を遂げていることも。
今日は、とりあえず、
家にあった小豆を煮て
食べました。
おいしい。